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未来の小窓(28) 大賞に「三密」

 はしか、疱瘡、天然痘――。数えあげれば切りがないが、感染症の歴史は古い。日本書紀にも「疫病で民の半分ほどが死亡した」という記述がある。江戸時代にもたびたびコレラが流行したそうだ。「節分」でおなじみの「鬼は外」の鬼は、「疫病神」で、「感染症は出ていけ」という意味だったという。
 新型コロナウイルスに揺れた2020年がまもなく終わろうとしている。今年の「新語・流行語大賞」に、「三密」が選ばれた。トップテンには「アベノマスク」や「Go Toキャンペーン」など、感染絡みの言葉が並んだ。日常生活に大きな影響を与えたことが分かる。
 「満つ」や「充つ」に通じることもあって、「3」は昔から縁起が良いとされてきた。新聞やテレビでも何度も登場しただけに、大賞も当然だろう、おなじ「みつ」でも、「密閉、密集、密接」を合わせた「三密」は、暗い感じが否めない。
 トップテンには妖怪「アマビエ」も入った。疫病の退散に御利益があるとされ、護符や御朱印のほか、飛行機の車体にまで描かれた。終息の兆しが見えないだけに、アマビエを大賞に選び、ぜひとも機嫌よく「疫病退散」に力をふるってほしい、とつい考えてしまう。(時)

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