未来の小窓(11) ラッコのポーズ
未来の小窓(11)
川遊びで流された時は、仰向けになって足を上げる「ラ ッコのポーズ」が有効だという。元いた場所に無理に戻ろうとせず、足を下流に向け、流れが緩やかな場所へ移動していく。河川での事故原因などを分析している河川財団(東京)のハンドブックから引用した。
川の石や岩は、表面にコケが付着し、滑りやすい。流された帽子やサンダルを追いかけ、深みにはまることもある。川は魅力的な空間だが、水に関わる子どもの事故の6割が川や湖で起こっているそうだ。
福岡市早良区の「いるべ保育園」の園児26人が7月末、近くの今宿野外活動センターで川遊びをした。報告書によると、園児は滑らないように上靴をはき、体操服姿で、水に入った。最初は怖がっていたようだが、最後はびしょぬれになって楽しんだという。添えられた写真からは、子どもたちのはしゃぐ声が聞こえてくる。川には流れがあり、油断をし、足を取られた園児もいたかもしれない。
川遊びの経験がない子どもたちが増えていると聞く。危険性を踏まえたうえで、幼いころからさまざまな体験を重ねていくことが大切なのだろう。(時)
川遊びで流された時は、仰向けになって足を上げる「ラ ッコのポーズ」が有効だという。元いた場所に無理に戻ろうとせず、足を下流に向け、流れが緩やかな場所へ移動していく。河川での事故原因などを分析している河川財団(東京)のハンドブックから引用した。
川の石や岩は、表面にコケが付着し、滑りやすい。流された帽子やサンダルを追いかけ、深みにはまることもある。川は魅力的な空間だが、水に関わる子どもの事故の6割が川や湖で起こっているそうだ。
福岡市早良区の「いるべ保育園」の園児26人が7月末、近くの今宿野外活動センターで川遊びをした。報告書によると、園児は滑らないように上靴をはき、体操服姿で、水に入った。最初は怖がっていたようだが、最後はびしょぬれになって楽しんだという。添えられた写真からは、子どもたちのはしゃぐ声が聞こえてくる。川には流れがあり、油断をし、足を取られた園児もいたかもしれない。
川遊びの経験がない子どもたちが増えていると聞く。危険性を踏まえたうえで、幼いころからさまざまな体験を重ねていくことが大切なのだろう。(時)
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