制度を活用しよう
こんにちは!事務局の古賀です。
先日開催しました講演会終了後の意見交換会では、
乳幼児教育の現場の方から様々な生の声を聞くことが出来ました。
中でも、保育士・幼稚園教諭の不足は深刻な問題となっています。
福岡県や各市町村が行っている制度やシルバー人材センターを活用したいが、
制度の中身がわかりにくく、使えない…といったご意見もありました。
せっかくのいい制度があっても、それが現場の方々に認知されず、
利用されないのは大変もったいないことです。
そこで先日、詳しいお話を聞きに吉塚にあるシルバー人材センター連合会を訪問しました。
ご担当の高澤さんがとても丁寧に対応して下さり、詳しいお話をお聞きすることができました。
まず、福岡県が行っている制度の一つである「ふくおか子育てマイスター」についてお話をお伺いしました。
「ふくおか子育てマイスター」とは、豊富な経験を持つ高齢者が、地域の子育てを応援する福岡県独自の制度です。
福岡県が、60歳以上の子育て支援活動に関心のある方を「子育てマイスター」として認定・登録し、様々な形で活躍できるよう支援します。
希望者は、各地で開催される7日間の認定研修会を受けることで、「子育てマイスター」に認定されます。
現在、福岡県全体で900名を超える「子育てマイスター」の方がいらっしゃるそうです。
福岡県シルバー人材センター連合会が、保育所や託児所などの事業所から依頼を受け、
その案件に合った「子育てマイスター」の方を選定し、紹介します。
雇用形態は、依頼者と「子育てマイスター」の方との直接雇用契約となりますので、
給与や勤務形態は、依頼主が決定することが出来ます。
次に、各市町村単位で設置されている「シルバー人材センター」についてお話をお伺いしました。
福岡県には44のシルバー人材センターがあります。
「シルバー人材センター」は、高齢者が組織的に働くことを通じて、追加的収入を得るとともに、健康を保持し、生きがいを持ち、地域社会に貢献するという「自主・自立、共働・共助」の理念を基本とされている事業です。
その地区の市町村にお住いの方で、原則として60歳以上の健康で自ら進んで働く意欲のある方が、会員となり仕事を実施されます。
仕事内容は、庭木の剪定や駐輪場の管理、各種データ入力や家事援助サービス、育児支援サービスなど様々です。
1人の会員が就業できるのは、月10日または週20時間未満となります。(複数の会員によるシフト勤務は可能)
「子育てマイスター」が、依頼者との直接雇用契約であるのに対し、シルバー人材センターが引き受ける仕事の形態は、「請負」または「派遣」であることが特徴です。
「請負」契約の場合は、できる仕事は最初の契約時に請け負った仕事内容のみとなります。
例えば、最初の契約時の請負内容が「園内のお掃除」だった場合、子供の面倒をみたりすることはできません。
一方、「派遣」契約の場合は、会員は事業主の指揮命令下で就業するため、雇用時間内であれば可能な範囲で様々な仕事をしていただくことができます。
すでにいくつかの保育所や託児所で、「子育てマイスター」や「シルバー人材センター会員」の方が活躍されています。
保育士の免許がない方も多く活躍されているそうです。核家族化が進む現代で、高齢者と触れ合う機会が減っていきている子どもたちにとっておじいちゃんおばあちゃんは新鮮なようで、膝の上の取り合いが起きたりも・・・。
午前中や夕方の忙しい時間帯に2時間だけ…とか、お昼寝の時間にだけ来て欲しい…といった要望にも応えて下さるそうです。
人手の足りない保育園・幼稚園には、利用しない手はない大変便利な制度です。
興味のある方は、ぜひお問い合わせしてみてください。
公益社団法人福岡県シルバー人材センター連合会
福岡市博多区吉塚本町9番15号 福岡県中小企業振興センタービル8階
電話番号:092-623-5656 FAX番号:092-623-5677
http://www.fscr.or.jp/
先日開催しました講演会終了後の意見交換会では、
乳幼児教育の現場の方から様々な生の声を聞くことが出来ました。
中でも、保育士・幼稚園教諭の不足は深刻な問題となっています。
福岡県や各市町村が行っている制度やシルバー人材センターを活用したいが、
制度の中身がわかりにくく、使えない…といったご意見もありました。
せっかくのいい制度があっても、それが現場の方々に認知されず、
利用されないのは大変もったいないことです。
そこで先日、詳しいお話を聞きに吉塚にあるシルバー人材センター連合会を訪問しました。
ご担当の高澤さんがとても丁寧に対応して下さり、詳しいお話をお聞きすることができました。
まず、福岡県が行っている制度の一つである「ふくおか子育てマイスター」についてお話をお伺いしました。
「ふくおか子育てマイスター」とは、豊富な経験を持つ高齢者が、地域の子育てを応援する福岡県独自の制度です。
福岡県が、60歳以上の子育て支援活動に関心のある方を「子育てマイスター」として認定・登録し、様々な形で活躍できるよう支援します。
希望者は、各地で開催される7日間の認定研修会を受けることで、「子育てマイスター」に認定されます。
現在、福岡県全体で900名を超える「子育てマイスター」の方がいらっしゃるそうです。
福岡県シルバー人材センター連合会が、保育所や託児所などの事業所から依頼を受け、
その案件に合った「子育てマイスター」の方を選定し、紹介します。
雇用形態は、依頼者と「子育てマイスター」の方との直接雇用契約となりますので、
給与や勤務形態は、依頼主が決定することが出来ます。
次に、各市町村単位で設置されている「シルバー人材センター」についてお話をお伺いしました。
福岡県には44のシルバー人材センターがあります。
「シルバー人材センター」は、高齢者が組織的に働くことを通じて、追加的収入を得るとともに、健康を保持し、生きがいを持ち、地域社会に貢献するという「自主・自立、共働・共助」の理念を基本とされている事業です。
その地区の市町村にお住いの方で、原則として60歳以上の健康で自ら進んで働く意欲のある方が、会員となり仕事を実施されます。
仕事内容は、庭木の剪定や駐輪場の管理、各種データ入力や家事援助サービス、育児支援サービスなど様々です。
1人の会員が就業できるのは、月10日または週20時間未満となります。(複数の会員によるシフト勤務は可能)
「子育てマイスター」が、依頼者との直接雇用契約であるのに対し、シルバー人材センターが引き受ける仕事の形態は、「請負」または「派遣」であることが特徴です。
「請負」契約の場合は、できる仕事は最初の契約時に請け負った仕事内容のみとなります。
例えば、最初の契約時の請負内容が「園内のお掃除」だった場合、子供の面倒をみたりすることはできません。
一方、「派遣」契約の場合は、会員は事業主の指揮命令下で就業するため、雇用時間内であれば可能な範囲で様々な仕事をしていただくことができます。
すでにいくつかの保育所や託児所で、「子育てマイスター」や「シルバー人材センター会員」の方が活躍されています。
保育士の免許がない方も多く活躍されているそうです。核家族化が進む現代で、高齢者と触れ合う機会が減っていきている子どもたちにとっておじいちゃんおばあちゃんは新鮮なようで、膝の上の取り合いが起きたりも・・・。
午前中や夕方の忙しい時間帯に2時間だけ…とか、お昼寝の時間にだけ来て欲しい…といった要望にも応えて下さるそうです。
人手の足りない保育園・幼稚園には、利用しない手はない大変便利な制度です。
興味のある方は、ぜひお問い合わせしてみてください。
公益社団法人福岡県シルバー人材センター連合会
福岡市博多区吉塚本町9番15号 福岡県中小企業振興センタービル8階
電話番号:092-623-5656 FAX番号:092-623-5677
http://www.fscr.or.jp/
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